ひまじんのいまじん(仮)

息抜きに呟いています。テーマが一貫していません。加筆修正ばかりします。

直近約2週間中にメモりたくてメモしたメモ


 2022/01/11記す。「新・批評家育成サイト ゲンロン再生塾」のアーカイブを数本読み飛ばして、批判的物書きにはなれそうにないことを悟る。親指動かしてただけで挫折、である。本心だから別に書いていて恥ずかしくはない。
 読むとき、いわゆる入学試験で課されたタスクのように、否が応でもやらなければならない圧の存在を、内心の反発が押さえられる感覚を介して時間差で自覚した。性(サガ)である。経歴である。否定できないバッググラウンドを認め許したい。
 リテラシーを身につけたく臨んだ批評文にも常に素養が要ることを迫られ、何を言っているのかわからないのが苦しい。途方もなさに引き返す。界隈には磁場があって、親和的な対象を批評行為とは別の経緯でかつ独立して好くような、導かれるバックグラウンドの持ち主に開かれていた。
 完全に拒まれた。ので、今後文字や言葉とはまた別の、違う触れ合い方を模索したい。絶交するのは批判的思考を捨てるようなものだろう、あまりに悲しいし怖い。

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ここ4ヶ月で調べた単語

JIS配列
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狐狩りきつねがり
ジャックハンマー
夥しい
atelier
繊細な枝振り、風雅な花付き
菖蒲あやめしょうぶ
disrupt
ass
評伝
知らぬが仏
カリカリウス
挽歌
掬する
のべつまくなし
矛盾contradict
the apparent contradiction between the assumption and the fact

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直近3週間中に思ったことなど

(2021/12/27更新)


2021/12/08放送のTBSテレビ「水曜日のダウンタウン」の企画「売れない芸人対抗 楽屋の弁当持って帰り王決定戦」にて、出場者の一人、マシンガンズ滝沢のモニター役、相方のマシンガンズ西堀の解説(ツッコミ)が素晴らしい。
状況説明と指摘が、スタジオでVTRを見る人と我々一般視聴者の代弁を果たしつつ、且つ見る人の思考を1歩先から先導するツッコミも挟んでいた。少なくとも編集を経て放送された彼の言葉選びと文字数は、端的で適切で、ことごとく見る者を刺していた。ここ1,2年は毎週ネガポジを楽しく聴いている身だから贔屓目があるのは否めないが、それにしても企画内の他の芸人の中でも群を抜いて秀逸だった。

以下VTRから彼の文言を引用し、私的膝を打った箇所を説明する。
◯VTR始め、出場者滝沢のキャラ説明
「滝沢ってタダへの執着がスゴいんですよ」
「身銭を切らないって事にもう最上級の喜びを見出してるんですよね」
「だからそのお金がないというよりは得をしたいんですよね」
←端的。私的には「身銭を切らない」「最上級の喜びを見出す」の言葉選びが、ちょうどいい日本語の流暢さ加減で好き。

◯楽屋を出て別室でモニター役に移った後、隠しカメラ映像を見ながら
「やったやった やりましたね」
←これまでのVTR中のどの芸人も使わなかったワード「やる」は、端的に万引き犯とそれを取り締まる万引きGメンを彷彿とさせる、笑える=秀逸な言葉。(事実、この直後にワイプ中のしずる池田がスッと「やるって笑」とこのワードを指摘し、浜田が笑う。)

「いやスゴいな」「食べながらやってますもんね」
「食べながらやってんじゃなくてやりながら食べてますね」
←見る人が気づいていない、でも確かにその通りだと頷ける、視聴者を1歩先から先導する状況説明。出場者滝沢の特殊さを際立たせて笑いを増幅させる。

「これひょっとして 俺がいる時ここまでやらないから 何気に俺の目も気にしてんのかもしれないですね」
←西堀の体重が乗っかった指摘。VTR、延いては企画のドキュメンタリーみ、ガチ感を演出。「これひょっとして」という枕詞が、以降の文言に丁寧にガチ感を付与する。

◯ネタばらし(廊下)
(楽屋ドアから出てきた滝沢に正面から歩いて近寄りながら)「やったな」「お前どっかに逃げんのか?」
← 序盤の秀逸ワード「やる」を引き継ぎ、さらに手ブレするカメラ映像と相まって、戸惑う滝沢がまさに万引き犯の姿に仕上がる。笑える。

◯ネタばらし(事務用長机を置いた一室)
「背負ってるもん下ろせ」
(滝沢「これ…」「やってるって なな何すか だ…だって別に悪い事でもないでしょ」)
←万引き犯と取締役(万引きGメン)の立場が明瞭。

「いや悪い事じゃないよ」「いやだから俺はお前はやると思ってたし 実際その想像の上いってくれた」
(滝沢「えっ何ですか?なんかみんなお…怒ってるんすか?」)
「いや怒ってないよ」
「みんなビビってんだよ」
←見る人を代弁し且つ先導するツッコミ。企画の趣旨に沿いガチ感を演出。

(滝沢が「これ事務所から貰ったやつだから今回関係ない」と言ったティッシュの量が袋いっぱいなのをカメラに見せて)「ちょっとこれ事務所からこんなにティッシュ貰ってきたの?」
(滝沢「いらないって言うから…」)
「お前これ事務所の備品だろ!」
(滝沢「違う違う違う 違うよ」)

「これでもどうやって…食べれないんじゃない?持って帰っても」
(滝沢「これね あの〜例えばひじきだったらひじきでまとめておくのよ1個ずつ で冷凍しとくの」)
「あっあっ、弁当1回全部開けて…」
←繰り返して、よりわかりやすい解説に誘導。
(滝沢「全部1回開けて分解して ひじきだったらひじき集めて それタッパーに入れて冷凍すんの」「そうするといつでもいけるだろ チンすれば」)
「「いつでもいけるだろ」じゃないけど笑」(机に両手をついてうなだれる格好)
←何饒舌に言うてんねんの言い換え。
←また滝沢も詰問される側の焦り顔は保ちつつ、ワード「いける」を使い乗っかる。

(スタッフ「缶を入れるのがものスゴくスピードが早かったというか」)
(滝沢「はいはい」「人目がないときにいい いい いいけ いける時にいっちゃおうかなと」)
(スタッフ「人目はやっぱ気になるんですか?」)
(滝沢「なんかやっぱ咎められたらちょっとやっぱ僕も心苦しいと所がありますね」)
「あるんだ」
←オチる
おわり

キャラが乗っかった、いわゆる良いコントに仕上がっている。企画と人がマッチした。

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