(2021/06/03更新)
夢:聞き間違いで野上さんと呼ばれ、路上で男2人にスカウトされる。両者とも明らかに年上。背丈は凹凸で、低い方が年上の上司。少し横がある。サングラスをつけ、黒いスカジャンのような生地の外套を羽織っている。背が高い部下は、とはいえ180cmそこそこ。浮かない顔をしている。しっかり顔を見ていないから、人間の特徴はシルエットを一見して網膜に焼き付いたのを頼りに言っている。2人ともやたら野上さん、野上さんと名前を口にする。
よくわからないながら2人が何をやっているのかを見ていたところ、部下の両腕がばっちり刺青なのを目にした。多分イリーガルだと察し(≒見做し)、逃げる。が失敗する。また逃げる。捕まる。こうして逃げては何度も捕まる。商店街から抜け出せない。真ん中に太い道路が走る片側の歩道。反対側の歩道を歩く人には手を振って連絡を取り合えるくらいの、向こう岸の遠さ。高田馬場駅周辺のような風。
足が前に進まない。爆発しない。うまく走れない。捕まっては、彼なりの言葉で訥々と、身の上の切実さや逃げられては困ることを話される。ただ何をしているのかなど核心には全く触れない。