メモ3/14
(2020/03/15更新)
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なんとはなしに
火山の噴火の様子、とりわけ噴煙って、なんか幻想的というか、この世のものではないみたいな風に見える。これ、噴火する以外にありえない色に形に様相全体だねと。なんかすごいねって、ふと。またふと。いやねもちろんわかってるよ、「まるでチェルノブイリ」って口をつく位甚大な規模の自然災害で死者が出たっていうニュースだからね、そういうこというのは基本不謹慎って。でもこちらからいわせればそういうことを言いたいわけじゃないっていうね。事件としての噴火と、噴火の様子を見た事件と無関係の人間が抱く感想って、同じ対象を設定しているけど、それって性質が/ジャンルが/まったく違う営為だよね。もちろんその営為が社会的な影響を持つ度合い(時期や時間などとも大きく関わる)を考慮するのは必要だと思うよ、たとえば事故発生した翌日に一国のトップがこれについて「噴煙が美しかった」ってコメントするのは、時期と自分の社会的役割を無視した暴言とみなされて然るべきだろうよ。でも同じものを対象に置いた行為であればそれは全て同じルールのもとにあるって理解は間違っていて、前述の通り、事件としての噴火と夏休みのある日の絵日記のネタなった自然現象としての噴火って本質的に全く異なる出来事だから。だから配慮する時期や場所や時間の条件をクリアしたなら、この事故を起こした噴火を写した写真を見て美しいとでも幻想的とでも書いていいはずなんだよ。こうやって現代的なもどかしさを引きこもっていながらも妄想して、こういう脳内発言を通して恥ずかしながら社会性を保とうとしているよ、私は。くさいでしょ?★★★☆☆