ひまじんのいまじん(仮)

息抜きに呟いています。テーマが一貫していません。最近は思考の断片の記録と化しています。

メモ2/14

昭和漫画風雲録 (地の巻)

言付かる
歴戦の勇士
梨の礫(再
手中にする
軍勢を発す
荷駄の動物
劣情をさそう
逆巻く波
旅籠屋はたご
朝けの風
気勢を上げる
わびびと
壮観(再

  • 地球SOS

目を開(あ)いた
眼底に焼きつく
原子雲
一大壮挙
偉勲
見交わす
鳴動
雀踊り
絶壁 (cf.懸崖)
進退窮まる
空中に躍りあがる
キリキリと木の葉のように翻弄された〜
二人はひしと抱き合った
みんなは夢の中で岩石のすき間に這いこむのだった〜
岩壁を紙のように突き破って飛び出してきた〜
たぎり立つ水柱
叫び声が海面を圧するなか〜
人間の血をしたって来た人食いザメの〜
大空せましと〜

『シャイニング』/ スタンリー キューブリック

幌馬車
ヨセミテ
アワニーロッジ
somehow (cf.somewhat)
シネマスコープ
ピントグラス

その他

漫ろ 妄り濫り 「漫」
art
tilt(再
鍛造
ward for alcoholics
利殖


なんとはなしに

昭和漫画風雲録 (地の巻)

昭和漫画風雲録 (地の巻)

『昭和漫画風雲録 地の巻』を読了。70年代漫画のコンピレーションである。
人間が主人公の短編なれば、やはり人間をめぐる物語(たとえば戦争や差別、科学技術と人間、欲求を前にした建前と本音、国家と法律、正義、生命などが意識されているだろうもの。SF作品に顕著。)がより強く印象に残る。手塚治虫はその点、日本のTVバラエティにおけるダウンタウンのように偉大である。一番ページを割かれているのは、端的に、一番面白いから。これを読めば、名だたる漫画家には名だたる訳があるという事実を把握できる。40年以上も前の作品群のハズなのに十分おもしろい。
松本零士『海軍拳銃(パーカッション)1851』・手塚治虫鉄腕アトム ブラックルックスの巻』・松本零士『ヤマビコ13号』・藤子・F・不二雄『カンビュセスの籤』・吾妻ひでお『すーばーがーる』・永井豪『都市M1』・手塚治虫『安達が原』が贔屓(多い……。あまちゃん。)。『安達が原』は、始め-真ん中-終わりにそれぞれ挿入される古文が秀逸(特に真ん中。めくってドンが効果的だった。)で、SF内容にいっそうの説得力を加えた。石ノ森章太郎『窓』は、展開を引っ張るナレーションの一文一文が中々良かったけども、文章で言ったら小松崎茂『地球SOS』の、挿絵を疎かにしてしまうほどの小説的な筆致の方がもっと良かった。私感ね。(敬称略)