ひまじんのいまじん(仮)

息抜きに呟いています。テーマが一貫していません。加筆修正ばかりします。

ウッディ君の宝探し


♪Fly Me To The Moon



ここはどこ?私は誰?
目覚めたのは小さな切り株の上だった。辺りを見渡す限りは緑の木々、否、草木。

風が緩やかに吹いて、お決まり音を立てて揺れる。互いが互いを確かめ合おうとするように揺らめくそのさまは、特に聴覚に特化して訴える分、それをダイエッター民族に認識させることに長けていた。

御多分に洩れず揺らめきにとりこまれていった。悪い気はしない。気持ちがふわっとして落ち着く。同時にところどころ断続的に鳥のさえずりが聞こえてきた。でもそれが何の鳥なのかまではわからない。知識がない。

ふと、目の前の丈の短い芝生の中の草の一本(一「本」いうよりは一「筋」の方が素直だろうか)に目をやると、小さな、それはそれはごく小さな生命が蠢いていた。しかし例によってその種類までは判別しかねた。

そのとき。自分の周りを形づくっていてくれるあれこれ(魑魅魍魎含む)の繊細さや奥ゆかしさを生まれてこのかた現在進行で無視し続け、これからもそれに吝かではないとしている自分のいたって自然な尊大さを瞬間的に自覚し、苛立ち、辟易し、嘲笑する感情に巻き込まれ、寝た。今いる場所が天国なのか地獄なのか、あるいは天国チックな地獄なのか、はたまた生粋の天国ではない地獄寄りの天国ではあるものの決して落胆するほどのものでもないものなのか、そんなことはお構いなく、まっすぐ瞼を閉じた。それは結果的に後の席で現実逃避だと糾弾された際に弁解の余地を探しようがないほどの即寝だった。

そのことを虫の知らせで聞いて、怒ったエイゴリア島の所有者a.k.a.閻魔大王(以下、閻魔大王)はフィーチャリングに五味隆一を迎えて、審判をする体で空から降りてきた。









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